運動学
「テコ」についてまとめます。 第1のテコ 第2のテコ 題3のテコ テコには以下3種類があります。 第1のテコ ・安定性で有利 《例》 頸部前後屈・骨盤傾斜・肘伸展・足背屈 ハサミ・シーソー 第2のテコ ・力で有利 ・人体に少ない 《例》 腕橈骨筋・つま…
「モーメント(トルク)」についてまとめます。 モーメント(トルク)とは モーメント(トルク)とは ある点を中心として運動を起こす能力の大きさ ➡物を回転させる力 「支点(回転中心)からの距離」と「力」の積で表す N=r×F ※力=質量×加速度 O:支点 A…
「運動量保存の法則・力学的エネルギー保存の法則」についてまとめます。 運動量保存の法則 力学的エネルギー保存の法則 運動量保存の法則 運動量:物体の運動の状態 力積(運動量):力×時間=質量×速度 力学的エネルギー保存の法則 位置エネルギー=mgh ・…
「力学的用語」についてまとめます。 力=質量×加速度 仕事=力×距離 仕事率=仕事/時間 力積(運動量):力×時間=質量×速度 力学的エネルギー 力=質量×加速度 F=ma 1kgw=9.8N ・F:力(N) ・m:質量(kg) ・a:加速度(m/sec2) モーメント トルク …
「運動学習(練習の種類・結果の知識・学習の転移など)」についてまとめます。 訓練・練習 練習の効果の条件 パフォーマンスと動機づけ 覚醒レベルと学習曲線 結果の知識(KR) 学習の転移 訓練・練習 ・集中練習:長く休みなく行う ・分散練習:1回の練習…
「運動学習(運動課題・パフォーマンス・運動技能)」についてまとめます。 運動学習とは 学習の特徴 運動課題 パフォーマンス 運動技能 運動技能が向上時のパフォーマンスの変化 運動技能学習の3相説 運動学習とは 運動学習とは、熟練パフォーマンスの能力…
「歩行の重心移動」についてまとめます。 垂直移動 側方移動 その他特徴 重心移動幅の減少要素 垂直移動 ニ峰性 振幅:4.5cm 最高:立脚中期 最低:踵接地期 側方移動 一峰性 振幅:3cm 最側方:立脚中期 中心:踵接地期 その他特徴 ・歩行速度が増加→垂直移…
「歩行の床反力」についてまとめます。 床反力とは 垂直成分 前後成分 左右成分 床反力とは 床反力とは身体と床の接触部分から生じている反力のこと。 床反力ベクトルは垂直成分・前後成分・左右成分の3つに分解できます。 垂直成分 ・2峰性の波形 ・最大…
「歩行(筋活動)」についてまとめます。 ◆確認問題(note)⇩ 理学療法士作業療法士:国家試験攻略note 西島紘平|note ◆動画でも解説しています⇩ youtu.be
「歩行(関節運動)」についてまとめます。 股関節 膝関節 ◎ダブルニーアクション(二重膝作用) 足関節 股関節 踵接地(直前):最大屈曲(30°) 立脚終期:最も伸展(10°) ・1歩行周期中に屈伸1回 膝関節 遊脚中期:最も屈曲 ・1歩行周期中に屈伸2回 …
「歩行」についてまとめます。 立脚相:1歩行周期の60% 遊脚相:1歩行周期の40% 両脚支持期:1歩行周期の20%(10%が2回) 歩行速度=歩行率×歩幅 歩行率(ケーデンス)=ステップ数/分 歩幅=ステップ長(身長の45%程度) 歩隔:両足(踵)の前額面…
「胸郭の運動」についてまとめます。 上位肋骨 下位肋骨 浮遊肋(第11-12肋骨) 上位肋骨 ポンプハンドルモーション:前上方-後下方への動き(前後径の変化大) ※肋骨頭関節と肋横突関節を結んだ軸が35°後方向きであるため 下位肋骨 バケツハンドルモーショ…
「筋収縮様式」についてまとめます。 筋収縮とは、筋張力が発生する意味であり、必ずしも短縮を意味しません。 求心性収縮(concentric contraction) 求心性収縮は、起始と停止が近づく筋収縮 (筋張力>負荷) 例:ステップ登り時の大腿四頭筋 遠心性収縮…
「立位姿勢」についてまとめます。 基本的立位姿勢の理想的アライメント 左右バランス(前額面) ・後頭隆起 ・椎骨棘突起 ・殿裂 ・両膝関節内側の中心 ・両内果間の中心 前後バランス(矢状面) ・乳様突起(耳垂のやや後方) ・環椎後頭関節の前方 ・肩峰…
運動を表す用語「屈曲・伸展・内転・外転・内旋・外旋」を解説します。 (上図は肩関節の運動) 矢状面・前額水平軸の運動 屈曲(flexion):体節同士が接近する運動 伸展(extension):体節同士が遠ざかる運動 【例外】 手:掌屈・背屈 足:底屈・背屈 前…
基本肢位 上図の「基本的立位肢位」と「解剖学的立位肢位」についてポイントを説明します⇩ 基本的立位肢位 ・顔面:正面 ・両上肢:体幹に添って下垂 ・前腕:橈骨縁は前方(回内外中間位) ・下肢:平行して足趾が前方 解剖学的立位肢位 基本的立位肢位で手…