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解剖生理学(呼吸器系)

【基礎から学ぶ】酸素解離曲線【解剖生理学】

「酸素解離曲線」についてまとめます。 酸素解離曲線とは 酸素分圧の値 右方偏位とは 右方偏位の原因 酸素解離曲線とは ヘモグロビンが各組織で、どのくらい酸素と結合しているのかを割合(%)でで表したグラフ。 横軸:酸素分圧(PaO2:mmHg) 酸素濃度 縦…

【基礎から学ぶ】呼吸の調節(中枢・受容器)【解剖生理学】

「呼吸の調節」についてまとめます。 呼吸中枢 中枢性化学受容器 末梢性化学受容器 肺伸展受容器 基準値 呼吸中枢 橋:呼吸調整中枢(吸息と呼息の切り替えを調節) 延髄:呼吸中枢(吸息中枢・呼息中枢) 中枢性化学受容器 延髄腹側:脳脊髄液のCO2↑・pH↓で…

【基礎から学ぶ】酸塩基平衡(アシドーシス・アルカローシス)【解剖生理学】

「酸塩基平衡(アシドーシス・アルカローシス)」についてまとめます。 酸塩基平衡とは 酸塩基平衡における肺の働き 酸塩基平衡における腎臓の働き 酸塩基平衡とは 人間の身体は、体液の水素イオン(H+)濃度を一定(pH7.4:弱アルカリ性)に保とうと調節し…

【基礎から学ぶ】肺気量分画【解剖生理学】

「肺気量分画」についてまとめます。 肺気量とは 基本量(volume) 基本容量(capacity) 肺気量とは 肺気量とは、肺の中に含まれる気体の量のこと。 スパイロメーターによる呼吸曲線として測定されます。 肺気量分画(スパイログラム)により 各肺気量を説…

【基礎から学ぶ】胸郭の動き【運動学】

「胸郭の運動」についてまとめます。 上位肋骨 下位肋骨 浮遊肋(第11-12肋骨) 上位肋骨 ポンプハンドルモーション:前上方-後下方への動き(前後径の変化大) ※肋骨頭関節と肋横突関節を結んだ軸が35°後方向きであるため 下位肋骨 バケツハンドルモーショ…

【基礎から学ぶ】横隔膜について【解剖生理学】

「横隔膜」についてまとめます。 横隔膜の構造 横隔膜の動き 横隔膜の構造 胸腔内に盛り上がるドーム状の筋 胸腔と腹腔とを分ける 位置:上部(肺・縦隔) 右側下(肝臓) 左側下(胃) 起始:腰椎部(第1-3腰椎椎体、横隔膜脚) 肋骨部(第7-12肋軟骨の内面…

【基礎から学ぶ】呼吸筋【運動学】

「呼吸筋」についてまとめます。 安静吸気 努力吸気 安静呼気 努力呼気 安静吸気 横隔膜・外肋間筋・内肋間筋前部 努力吸気 ・頚部の筋:胸鎖乳突筋・斜角筋 ・背部の筋: 僧帽筋・脊柱起立筋・菱形筋・肩甲挙筋 ・胸筋:大胸筋・小胸筋 安静呼気 吸気筋の弛…

【基礎から学ぶ】肺(肺胞・胸膜・縦隔)【解剖生理学】

「肺」についてまとめます。 肺の構造 肺胞 胸膜 縦隔 肺の構造 右肺:3肺葉(上・中・下) 左肺:2肺葉(上・下) ※左肺の方が少し小さい(心臓があるため) 肺尖:肺の上・鎖骨の上方まで達する 肺底:肺の下・横隔膜に接する 肺門:肺の内側面にある・…

【基礎から学ぶ】下気道(気管・気管支)【解剖生理学】

「下気道(気管・気管支)」についてまとめます。 気管 気管支 細気管支 呼吸細気管支 気管 気管とは喉頭と気管支の間 ・位置:C6~T5 ・長さ:約10cm ・後方に食道 ・前壁は気管軟骨に覆われている(馬蹄形) ・粘膜:多列線毛円柱上皮・杯細胞 ※上皮組織に…

【基礎から学ぶ】喉頭(喉頭軟骨・声帯・舌骨)【解剖生理学】

「喉頭」についてまとめます。 喉頭とは 喉頭軟骨 喉頭の機能 声帯 声帯に関する筋 舌骨 舌骨上筋群 舌骨下筋群 喉頭とは 喉頭とは、咽頭と気管の間の部分 いわゆる、「のど仏」がある部位。 位置:C4~C6 長さ:約5cm 喉頭軟骨 喉頭蓋(軟骨):弾性軟骨・…

【基礎から学ぶ】呼吸器(概要)【解剖生理学】

「呼吸器」についての概要をまとめます。 呼吸器とは 気道 気道の位置 肺の位置 横隔膜の位置 呼吸器とは 呼吸器とは外呼吸に関与する器官(臓器)。 ※外呼吸と内呼吸は下図参照 気道 気道とは肺に通じる空気の通り道。(ガス交換には関与していない) 鼻腔→…