「酸塩基平衡(アシドーシス・アルカローシス)」についてまとめます。
酸塩基平衡とは
人間の身体は、体液の水素イオン(H+)濃度を一定(pH7.4:弱アルカリ性)に保とうと調節している。この平衡状態を酸塩基平衡という。
※pHは0~14まであり、「0に近い方が酸性」「7:中性」「14に近い方がアルカリ性」になります
正常範囲:pH=7.4±0.05(7.35~7.45)
※最も酵素が活性化する値
胃酸:pH=1~2(強酸)
酸:H+を放出する(炭酸・硫酸・塩酸)
塩基:H+を受け取る(重炭酸イオン;HCO3-)
アシデミア:血液のpHが酸性になっている状態
アルカレミア:血液のpHがアルカリ性になっている状態
アシドーシス:酸性に傾けようとする状態
アルカローシス: アルカリ性に傾けようとする
酸塩基平衡における肺の働き
二酸化炭素(CO2)を排出する
体内のCO2が増える:呼吸性アシドーシス
体内のCO2が減る:呼吸性アルカローシス
酸塩基平衡における腎臓の働き
HCO3-を作って酸を減らす(再吸収)
HCO3-が減る:代謝性アシドーシス
HCO3-が増える:代謝性アルカローシス
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【解剖生理学】酸塩基平衡・確認問題(理学療法士・作業療法士)|理学療法士作業療法士:国家試験攻略note 西島紘平|note
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