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【目次】PTOT国試対策チャンネル・リンク一覧【Youtube】

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PTOT 国試対策の解説動画のリンク一覧です⇩

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Youtube:3つの特徴

1⃣スピード攻略 :1テーマ3~5分で一気に学ぶ🖊

2⃣過去問ベース :国試レベルの解説 ・国試出題文の言葉を使用📝

3⃣用語解説 :「用語の意味が分からない」をなくす💡

 

《整形外科学はこちら⇩》

kigyou-pt.hatenablog.jp

 

 

 

 

その他

学習のポイント

学習全範囲紹介(PTOT共通分野)

解剖運動生理学って何?

解剖生理学の領域を紹介

筋肉勉強法

 

解剖学-骨関節系

全身の骨の名称

骨の基本構造

骨の形状分類

関節の形状分類

不動関節

関節の構造

 

■骨関節系-上肢

肩甲骨の部位名称

上腕骨、橈骨、尺骨の部位名称

肩関節と靭帯

手の骨

手の関節

手根管

 

■骨関節系-下肢

大腿骨の部位名称

下腿骨(膝蓋骨・脛骨・腓骨)の部位名称

足の骨

大坐骨孔と小坐骨孔

スカルパ三角 

足根管

股関節の靭帯

半月板

膝靭帯(走行)

膝靭帯(各動きによる制動)

足部の機能解剖(距腿関節・ベーラー角など)

足部アーチ

 

■ 骨関節系-頭部・脊柱・体幹

頭蓋骨の部位名称

骨盤の部位名称

骨盤の性差

脊柱

頸椎

胸郭(胸骨・肋骨・胸椎)

頸椎・胸椎・腰椎まとめ

椎間板

脊柱の靭帯

解剖学-筋系

筋の種類(骨格筋・心筋・平滑筋)

骨格筋の構造

筋線維のタイプ(遅筋・速筋)

 

■筋系-上肢

回旋筋腱板(ローテーターカフ)

内側上顆につく筋

外側上顆につく筋

肘屈筋

肘伸筋(上腕三頭筋・肘筋・手背屈筋群)

手の主動作筋

手内在筋の起始停止

手内在筋の支配神経

 

■筋系-下肢

腸腰筋

殿筋群

股関節内転筋

ハムストリングス

膝伸展筋(大腿四頭筋・screw home mobement)

アキレス腱(ヒラメ筋・腓腹筋・足底筋)

鵞足

下腿の筋と作用

 

■筋系-体幹 

腹筋群

 

解剖学-支配神経

腕神経叢

正中神経

尺骨神経

橈骨神経

筋皮神経

腋窩神経

支配神経(正中・尺骨・筋皮・腋窩)

支配神経(上肢の筋:腕神経叢)

 

腰神経叢

仙骨神経叢

下肢筋の神経支配まとめ

 

運動学

基本肢位、基本面

運動を表す用語

筋の収縮様式

 

■歩行

歩行①:基礎用語

歩行②:関節運動

歩行③:筋活動

歩行④:床反力

歩行⑤:重心移動

 

■運動学習

運動学習①:運動課題・パフォーマンス・運動技能

運動学習②:練習の種類・結果の知識・学習の転移など

 

神経系

神経細胞(ニューロン)

中枢神経と末梢神経

シナプス伝達

脳の分類

大脳皮質

大脳辺縁系

大脳基底核

大脳髄質

間脳

中脳

延髄

小脳

脊髄

脳室と脳脊髄液

脳神経

伝導路

白質と灰白質 

伝導路①(錐体路)

伝導路②(脊髄視床路)

伝導路③(後索-内側毛帯路)

伝導路④(脊髄小脳路)

伝導の性質

 

 

感覚器系

感覚の分類

眼の筋

視覚器(眼球)の構造

視細胞、視覚伝導路

顔面筋

耳(内耳)

特殊感覚伝導路 

  

消化器系

消化管の流れ

口腔(口蓋・唾液腺・歯)

唾液

嚥下

咽頭

食道

胃の構造

胃の機能

小腸の構造

小腸の機能

大腸の構造(盲腸・結腸・直腸)

大腸の機能(排便)

消化酵素

肝臓の構造

肝臓の機能

膵臓

胆汁

 

呼吸器系

呼吸器概要

喉頭(舌骨・喉頭軟骨・声帯)

下気道(気管・気管支)

肺(肺胞・血管)

肺(胸膜・縦隔)

呼吸筋

横隔膜

胸郭の動き

肺気量分画(スパイログラム)

酸塩基平衡①

酸塩基平衡②

呼吸の調節

酸素解離曲線

 

循環器系-血液

血液の性質・構成

血漿(血漿蛋白質・膠質浸透圧)

赤血球

白血球

血小板と止血過程

 

循環器系-心臓

心臓の構造

刺激伝導系

血液循環(肺循環・体循環)

冠状動脈

 

循環器系-心電図

心電図①:正常心電図・心拍数の数え方

心電図②:心房性期外収縮・心室性期外収縮

心電図③:房室ブロック

心電図④:心房細動・心房粗動・心室頻拍・心室細動

心電図⑤:心筋梗塞

心電図⑥:まとめ

 

脈管系

大動脈の分岐

上肢の動脈

脳への動脈(ウイリス動脈輪)

下行大動脈

下肢の動脈

静脈の概要

上大静脈(脳・頭部・上肢の静脈)

下大静脈(門脈・奇静脈)

リンパ系

リンパの流れ

 

泌尿器系

腎臓の構造

腎臓の血管

腎臓の機能

腎臓のホルモン(レニン・エリスロポエチン・活性型ビタミンD)

尿管・膀胱・尿道の構造

排尿機構

 

内分泌系

ホルモン概要、内分泌腺の位置 

ホルモン(視床下部・松果体・下垂体) 

ホルモン(膵臓・血糖値調整)

ホルモン(甲状腺・副甲状腺)

ホルモン(腎臓・副腎皮質) 

ホルモン(副腎髄質)

性ホルモン

ホルモン要点まとめ

 

 

発生

胚葉

細胞内小器官

 

 

 

膠原病(全身性エリテマトーデス・多発性筋炎・強皮症など)【内科学】

膠原病についてまとめます。

 

 

膠原病とは

免疫機構の異常によって膠原繊維に壊死を生じる疾病。

 

 

全身性エリテマトーデス(SLE)

《症状》

発熱

顔面紅斑

×膝関節拘縮

×膀胱結石

×嚥下障害

 

 

 

 

多発性筋炎(皮膚筋炎)

・女性に多い ×男性に多い

×特定疾病

・悪性腫瘍を高率に合併する

×先行感染を伴う(ギランバレー症候群など)

×胸腺腫を合併する(重症筋無力症など)

 

 

《症状》

・近位筋優位の筋力低下  ×四肢の遠位筋優位に障害される

・筋痛

・嚥下障害

腱反射減弱

間質性肺炎を合併すると予後が悪い

×心筋は障害されない(稀だが障害される可能性がある)

×運動神経伝導速度の遅延

×高い室温では筋力が低下する(Uhthoff徴候:多発性硬化症

・血中CK値上昇

 

運動療法

血中CK値が負荷量設定の目安になる

・自覚的疲労感に留意

・運動時には発熱に注意

×漸増抵抗運動

強皮症

 

 

結節性多発動脈炎

 

×溶連菌感染症(リウマチ熱)

×糖尿病

 

 

リウマチ熱

A群溶血性連鎖球菌に感染後1~3週間後に発症

 

シェーグレン症候群

・外分泌腺(特に涙腺・唾液腺)に慢性の炎症を生じる

×四肢血行障害

 

ベーチェット病

ぶどう膜の炎症

・口腔粘膜のアフタ性潰瘍

・外陰部潰瘍

 

強直性脊椎炎

好発部位:脊椎・仙腸関節・股関節・肩関節

男性に多い

 

 

 

 

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反射・反応【人間発達学】

「反射・反応」についてまとめます。

 

 

 

 

2ヵ月で消失する反射

 

足踏み反射・自動歩行・台のせ反射

 

 

交叉性伸展反射

一側の足底を刺激すると反対側下肢が伸展する

 

 

ガラント反射

腹臥位で空中で支え、脊柱の外側をゆっくり上から下へこするとその側に躯幹が凹に屈曲する

 

 

 

陽性支持反射

 

 

 

4ヵ月で消失する反射

 

ルーティング(追っかけ反射・探索反射)

 

 

吸啜反射

口に入ってきたものを吸う

 

 

非対称性緊張性頸反射

 

 

緊張性迷路反射

 

 

手掌把握反射

 

 

モロー反射

 

 

その他

 

対称性緊張性頸反射:6ヵ月で出現、12ヵ月で消失

 

・頸部の伸展で股関節と膝関節が屈曲する

×統合する中枢は大脳にある

×立ち直り反応の一つである

×生後4ヵ月で出現する

×生後10ヵ月で消失する

 

足底把握反射:10ヵ月で消失

 

バビンスキー反射:24ヵ月頃に消失

 

ランドウ反射:2か月~24ヵ月

 

・いくつかの立ち直り反応の影響が複合された形で出現する

・小児を腹臥位で水平いに保持すると伸展位姿勢を示す

・生後3ヵ月で出現し始める

・出現の遅れは座位獲得を遅らせる結果となる

×反応は生涯持続する

 

 

生涯残存する反応

 

迷路性・視覚性立ち直り反応:2ヵ月以降 (中脳)

身体に対する身体の立ち直り反応:4ヵ月以降(中脳)

保護伸展反応(パラシュート反応):前6ヵ月・側方8ヵ月・後方10ヵ月(皮質)

傾斜反応(平衡反応):腹臥位6ヵ月・背臥位8ヵ月・座位10ヵ月・立位12ヵ月(皮質)

ホッピング反応・ステップ反応:歩き始めた後、18か月

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成長と発達【人間発達学】

「成長と発達」についてまとめます。

 

 

 

2ヵ月

・注視

・あやすと笑う

 

 

 

3ヵ月

 

・前腕支持

・頭部45°

 

・追視(180°)

・ガラガラを持つ

 

 

 

 

 

 

4ヵ月

定頸

 

・笑いかける

 

 

 

5ヵ月

 

・腹臥位on hands

・セットして座位

 

・尺側握り

 

 

6ヵ月

・寝返り

持ち上げた足を手で触る

 

・ものに手を伸ばす

喃語

 

 

7ヵ月

 

・一側上肢挙上

・支えなしで座る

 

人見知り

 

 

 

8ヵ月

 

・腹這い(ハイハイ)

 

・積み木を持ちかえる

・玩具を取り上げようとすると抵抗する

 

9ヵ月

 

・四つ這い

 

・音声をまねる

 

 

 

10ヵ月

 

・つかまり立ち

 

 

 

11ヵ月

 

・つたい歩き

バイバイ

 

 

 

 

 

 

12ヵ月

 

・座った位置から立ち上がる

 

・1語文

対立つまみ

 

 

 

13-15ヵ月

・2,3歩歩く

・安定して立っている

 

・なぐり書き

 

1歳半

 

・走る

・なんとか階段のぼり

 

・コップで水を飲む

・積木2個

・スプーン

 

 

 

 

2歳

・階段(2足1段)

・ボールを蹴る

 

・積木4個

2語文を話す

・尿意

上着を脱ぐ

 

×3人以上の集団遊び

2歳半

・ジャンプ

・ボールを上手投げ

 

・直線を描く

・身体の部分が分かる

 

 

 

3歳

・片脚立位(1-3秒)

・三輪車

 

・文章を話す

・名前を言う

・丸を描く

・積木8個

・履物を履く、上着を着る

 

×現実と空想との区別

 

 

4歳

・けんけん

・階段昇降

 

・四角形を描く

・ボタンをかける

・顔を1人で洗う

・色がわかる

 

 

5歳

・スキップ

 

・三角形を描く

・紙飛行機を折る

・左右が分かる

 

 

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薬物療法【精神医学】

薬物療法についてまとめます。

 

 

 

抗精神病薬

クロルプロマジンハロペリドール

《副作用》

・パーキンソニズム

アカシジア:下肢中心にムズムズ・座っていられない(鎮座不能症)

ジストニア:遷延する可能性が高い、筋緊張亢進・舌突出・

・麻痺性イレウス

低血圧、眠気、食欲増進、無月経、便秘、口渇

悪性症候群:発熱、意識障害錐体外路症状、自律神経症

 

×歯肉過形成

抗うつ薬

・アミトリプチリン

《副作用》

・眠気、ふらつき、起立性低血圧、便秘など

 

気分安定薬

・炭酸リチウム

《副作用》

・眠気、ふらつき、起立性低血圧、便秘など

 

気分安定薬

・リチウム

×クロルプロマジン

×ジアゼパム

×ハロペリドール

×フェノバルビタール

抗不安薬

ジアゼパムデパスベンゾジアゼピン系)

筋弛緩作用が強い:筋弛緩剤や抗痙攣薬としても使われる

《副作用》

・脱力、眠気、ふらつき、倦怠感、口渇

 

睡眠薬

トリアゾラム、フルトラゼパム(ベンゾジアゼピン系)

 

ベンゾジアゼピン睡眠薬の依存》

離脱症状としてせん妄がある

×中高年者にはみられない

×身体依存は形成されない

×常用量であれば依存は形成されない

×作用時間の長い薬剤の方が依存を形成しやすい(短い方が依存を形成しやすい)

 

 

 

てんかん

・フェニトイン

×抗てんかん薬の血中濃度が治療域の下限以上であれば発作は起こらない(服用しても、起こることがある)

 

 

 

副作用

抗精神病薬悪性症候群

抗うつ薬:×不安発作

抗不安薬:脱力

抗精神病薬:×幻覚

・抗てんかん薬:×錐体外路症状

・Parkinson病治療薬:×無月経

 

 

 

 

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てんかん【精神医学】

てんかんについてまとめます。

 

 

 

 

概要

・20歳以前に発症が多い ・半数以上が20歳以前に発症する

(幼少期~思春期が最も多く、20歳以降減少、60歳以降再上昇)

×発症率は30歳代が70歳代よりも高い

×高齢になるとてんかんの発症率は低下する

×高齢発症は稀である

・性差ない(男性に多い) ×女性に多い

・睡眠不足は発作の誘因である(過労・過度の飲酒・ストレスなど)

・熱性痙攣からてんかんへの移行はわずか(約5%) ×半数以上

・病因は特発性と症候性に分けられる

・症候性てんかんは特発性てんかんに比べ予後が不良

×特発性てんかんは脳の器質的病変が特定できる

・発作の持続時間は後遺障害と相関する

 

・我が国の患者は約100万人と推定されている

×半数以上が遺伝性である

×遺伝素因はない (特発性てんかんの発症には遺伝素因の関与が大きいとされる)

×意識障害が必発する

×自閉症の大部分の症例でてんかんを認める

×視神経膠腫(髄膜腫などでみられやすい)

 

×症候性てんかん-抗血小板薬 (抗てんかん薬)

 

×脳卒中片麻痺患者に併発した場合、翌日の歩行訓練を控える

 

×てんかん患者の自動車運転は生涯禁止されている(症状により判断される)

×発作が消失しても服薬は一生続ける

 

《高齢初発てんかん

・症候性てんかんが多い(脳血管障害が最も多い)

・患者数は増加傾向 ×減少傾向

・部分発作を呈することが多い(特に複雑部分発作)

てんかん重責状態に至ることがある

・抗てんかん薬が有効であることが多い

 

 

《主な症状》

・前駆症状

意識障害

・低血圧

・健忘

脳波異常てんかん発作にみられて、失神にみられない)

 

×常にけいれんを伴う(発症時のみ)

 

《精神症状》

・粘着性

・爆発性

・不機嫌状態

・もうろう状態(複雑部分発作でみられる)

×疾病利得(解離性障害

 

 

発作の症状による分類↓

 

全般発作

・発作の始まりから大脳全体を巻き込む発作

×発作開始時にてんかん放電が大脳半球の片側にとどまっている

・部分発作よりも治療によって抑制されやすい

・部分発作よりも予後が良い

 

欠神発作

小児期に突然数秒間、意識の消失のみがみられる発作

学童期に発症することが多い

・過換気によって誘発される

×知的障害を伴う

×チアノーゼを伴う

×けいれんは一側上肢から全身に広がる

 

×突然死のリスクは強直間代発作よりも欠神発作の方が高い

 

 

若年性ミオクロニーてんかん

寝不足の朝、突然に顔面や上肢にぴくつきが生じて物を落とす。このときに意識消失はない。脳波で光過敏性を認める。

 

・光刺激で発作が誘発される

 

部分発作

 

×全般発作より治療によって抑制されやすい

 

単純部分発作

意識障害を伴わない

 

 

複雑部分発作(精神運動発作)

突然の意識障害とともに口をもぐもぐしたり、手で自分の衣類をまさぐる動作(自動症)をする発作

 

《部屋を歩き回った際の対応》

・一緒に移動する

×体をゆする

×大声をかける

×割り箸を噛ませる

×室内に一人きりにする

 

 

 

疾患の原因による分類↓

 

全般てんかん

大脳全体から発作が始まる

 

West症候群(乳児けいれん)

発症のピーク:生後6ヵ月~1歳 ×3~5歳

 

 

 

 

Lennox-Gastaut症候群

・知的障害を伴う

 

 

部分てんかん

大脳の一部から発作が始まる

 

側頭葉てんかん

・複雑部分発作の多く

 

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発達障害(知的障害・広汎性発達障害・注意欠陥多動性障害・学習障害)【精神医学】

発達障害(知的障害・広汎性発達障害注意欠陥多動性障害学習障害)」についてまとめます。

 

 

 

知的障害(精神遅滞

 

ダウン症候群

21番染色体のトリソミーによる常染色体異常

筋緊張低下

・トリソミー出現頻度は母親の出産年齢が高くなるほど高くなる

・運動発達が遅れる

・先天性心疾患の合併が多い

×先天性代謝異常

×周産期の脳損傷が原因となる

 

×転座型の場合は両親に転座があることは少ない(両親のどちらか一方に転座染色体を保有している)

 

 

 

《症状》

・シャフリング移動:座位のまま股関節を屈曲し、前進

・腹臥位移動:股関節外転

×伸展側下肢の尖足傾向 ×上肢の過剰な引き込み ×緊張性迷路反射の残存 ×下肢運動の交互性の欠如

・背臥位:下肢外転・外旋  通常みられる下肢の持ち上げが見られない

・スカーフ徴候陽性

・環軸関節亜脱臼

×後弓反射 ×はさみ脚歩行 ×緊張性迷路反射亢進 (脳性麻痺

×両親に対する愛着は少ない(少なくなることはない)

・外反扁平足が歩行時の問題となる

 

運動療法

・腹筋群の収縮を促す

×床上座位移動練習(シャフリング) :練習はすべきでない

×不随意運動を抑制する

×背這いを移動手段とする

×緊張性迷路反射を促通する

×定頸後すぐに立位姿勢を経験させる

 

フェニルケトン尿症

先天性代謝異常(アミノ酸代謝異常)

 

 

クレチン病

甲状腺機能低下

 

 

心理的発達障害

 

 

学習障害

定義「全般的な知的発達の遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する、推論するなどの特定の能力の習得と使用に著しい困難を示す様々な障害」

 

・全般的な知能に大きな低下がなく、文字を読めばわかるが書くことができない

心理的発達の障害である

 

広汎性発達障害

精神遅滞

・限局した反復運動

・コミュニケーション障害

・相互的な社会的関係の異常

 

×相互的な社会的関係の異常は認めにくい(対人関係に問題を有する)

×姿勢異常は認めにくい

 

 

自閉症

男児に多い

・3歳以前に現れる(×学童期に発症する)

精神遅滞を伴う(75%)

・人見知りをしない

・特定のものに対するこだわりがある

×新しい環境を好む

×おとぎ話を聞きたがる

×身振りで意思を伝える

×脊椎変形を生じる

×大部分の症例でてんかんを認める

×約半数が統合失調症に移行する

×言語の意味理解が障害される(言語表出が苦手)

×家庭ではほぼ問題なく会話できる

×乳児期の虐待(ネグレクト)が原因となる(原因は不明)

×ごっこ遊びをする

 

《対応》

・行動療法(オペラント条件付け)

 

アスペルガー症候群

・児童期と関連

×言語発達の遅れを伴う

 

レット症候群

女児に多い

 

注意欠陥・多動性障害(ADHD

男児に多い

・生育歴の聴取が重要である

・二次性の精神症状に注意が必要である(うつ病や不安障害など)

・課題への注意集中が困難となる

・成長に伴い、不注意よりも多動の方が軽快しやすい

×青年期心理に関連する

×成人期において診断されることはない(成人期になって初めて診断されることもある)

 

《対応》

薬物療法

 

選択性緘黙(かんもく)

・学校では一言も話さない。うなずきなどのジェスチャーでコミュニケーションは可能。自宅では普通に会話ができる。

×脳の器質的病変を原因とすることが多い

×言語理解の障害を伴う

×言語発達の遅れによって生じる

×老年期における精神保健上の問題

 

反応性愛着障害

乳児期の虐待(ネグレクト)が原因となる

※生まれつきの障害ではなく、発育途中で発症する障害

・過度に警戒的

 

 

反応挑戦性障害

×症状は家庭内に限局する

 

チック

不随意的・急速・反復的・非律動的・情動的な運動あるいは発生。

多くは一過性

×心理的発達の障害に分類される(脱抑制性愛着障害に分類される)

×一過性チック障害の約半数がTourette障害に進行する

 

トゥレット症候群

・多種類のチックが1年以上続くもの

 

 

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アルコール依存症【精神医学】

アルコール依存症についてまとめます。

 

 

 

 

アルコール依存症

長期のアルコール摂取による、その代謝物(アセトアルデヒド)による脳機能障害や栄養障害が生じる。

 

 

・男性に多い

×女性に多い

 

 

耐性:酔うまでの飲酒量が徐々に増加する

 

《症状》

・幻覚

・妄想

・健忘

・せん妄

×解離

 

 

《栄養障害:ビタミンB1不足

Wernicke脳症意識障害・歩行障害・眼球運動障害

Korsakoff症候群:記銘障害・失見当識・作話・意識障害・健忘・幻覚・妄想・多発神経炎

 

《栄養障害:ビタミンB3(ニコチン酸)不足

ペラグラ脳症:光線過敏症状・消化器管障害・精神症状

×Cotard症候群

×ミュンヒハウゼン症候群

 

×振戦せん妄は酩酊中に生じる

×振戦せん妄は飲酒中止後12時間以内にみられることが多い

×Wernicke脳症はビタミンB12の欠乏による

×Wernicke脳症はアルコールの毒性が原因である

×急性中毒は長期のアルコール摂取により生じる

×アルコール摂取を続けると、少量の酒でも酔いやすくなる

×病期の進行に伴い、以前よりも少量の飲酒で酔いが回る

アルコール依存症の治療には集団療法が有効である

 

離脱症候群

痙攣発作

振戦せん妄

×複雑酩酊

×病的酩酊

×Wernicke脳症

Liepmann現象:眼球を圧迫して目を閉じさせると幻視が出現する

 

《アルコール離脱せん妄》

・幻覚

・振戦

×作話

×嫉妬妄想

×動眼神経麻痺

 

 

《急激に断酒》

・せん妄

・痙攣発作

×躁状態

×嫉妬妄想

×被害関係妄想

 

 

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