「胆嚢・胆汁」についてまとめます。 胆嚢 胆嚢の機能 胆汁の生成から再吸収まで 胆汁の成分 胆汁の機能 胆嚢 上面：肝臓の右葉下面 長さ：７-10cm程度 容量：50ml程度 胆嚢の機能 胆汁の貯蔵・濃縮 ※食物が十二指腸に入ると、物理的刺激によりコレシストキ…

「膵臓」についてまとめます。 位置・大きさ 部位名称 機能 外分泌（膵液） 内分泌（ホルモン） 位置・大きさ 高さ：L１-L２ 前面：胃の後下面 後面：後腹壁（後腹膜臓器） 右側：十二指腸のC字にはまり込む 左側：脾臓まで達する 長さ：15cm程度 部位名称 …

「肝臓に関する脈管系」についてまとめます。 固有肝動脈（心臓→肝臓） 門脈（各臓器→肝臓） 肝静脈（肝臓→心臓） 肝臓に関する脈管系「固有肝動脈」「門脈」「肝静脈」についてまとめます。 固有肝動脈（心臓→肝臓） 心臓（左心房）→上行大動脈→大動脈弓→下…

「肝臓」についてまとめます。 肝臓の位置 肝臓の構造 肝臓の機能 ①貯蔵 ②解毒 ③胆汁産生 ④代謝 糖代謝 タンパク質代謝 脂質代謝 ビリルビン代謝 肝臓の位置 高さ：最上部は第５肋骨 位置：腹部の右上・横隔膜の下・胃の前壁 肝臓の構造 重量：体重の約1/50…

「消化酵素」についてまとめます。 消化酵素とは 消化酵素：炭水化物 唾液 膵液 腸液 消化酵素：タンパク質 胃液 膵液 腸液 消化酵素：脂質 膵液 消化液ごとの表 消化酵素とは 消化に使われる酵素のことで、その後の吸収につながる。 炭水化物・タンパク質・…

「嚥下」についてまとめます。 嚥下とは 先行期（認知期） 準備期 第１期：口腔相 第２期：咽頭相 第３期：食道相 摂食・嚥下に関わる神経のまとめ 嚥下とは 嚥下とは、食物を口から飲み込み、食道を経て、胃に取り込むことです。 正しく胃に至るまでの一連…

「口腔」についてまとめます。 歯 口蓋 唾液腺 舌 舌の支配神経 口腔は歯、口唇、頬部、口蓋、舌、唾液腺などから構成されている 歯 永久歯：32本 乳歯：20本 歯冠：歯肉から出た部分 エナメル質：歯冠の表面。硬い。 歯根：歯肉の中で骨の中に埋まっている…

「排便機構」についてまとめます。 大腸の機能 排便の機序 排便の括約筋 大腸の機能 大腸の機能は主に下記３つある。 ①水や電解質（ナトリウムなど）の吸収 ②便の形成・移送 ③わずかに栄養の吸収（小腸で吸収しきれなかった分） 排便の機序 ①胃に食物が入る…

「大腸」についてまとめます。 盲腸 虫垂 結腸 直腸 構造 大腸の機能 大腸の運動 大腸の作用 大腸は「盲腸」「結腸」「直腸」で構成されます。 全長：約1.5m 盲腸 長さ：５cm 部位：右腸骨窩 回盲弁（バウヒン弁）：小腸（回腸）と繋がる開口部 虫垂 リヒテ…

「小腸の働き」についてまとめます。 小腸の運動 膵液 胆汁 腸液 小腸は主に消化と吸収を行う消化器官です。 小腸の運動 小腸の運動には「蠕動運動」・「分節運動」・「振子運動」があります。 蠕動運動：【輸送】収縮と弛緩により内容物を移動させる 分節運…

「小腸」についてまとめます。 十二指腸 空腸 回腸 小腸の構造 小腸の役割 小腸は「十二指腸」「空腸」「回腸」で構成されます。 全長：約６m 十二指腸 長さ：約25cm（指12本分） C字状 腹膜後器官である 腹膜後器官 十二指腸・膵臓・腎臓・副腎・上行結腸・…

「咽頭」と「食道」についてまとめました。 咽頭 咽頭は上咽頭・中咽頭・下咽頭の３部位に分けられる。 食物と空気の共通の通路（消化器と呼吸器の役割） 【高さ】：頭蓋底の下～C６・約12cm 上咽頭（鼻腔部）：耳管と繋がる 中咽頭（口腔部） 下咽頭（喉頭…

本記事では「消化器」の概要をまとめます。 消化器とは 消化器とは、食物を体内に摂取し、貯蔵・消化・吸収・排泄・運搬などの働きを担う器官の総称です。 主に下記３つに分けられます ①消化管：食物を消化しながら運搬する管 ②消化腺：消化管をコントロール…

「胃」の解剖生理学について要点をまとめます。 【位置関係】食道→胃→十二指腸 【容量】男1,400ml、女1,200ml 【部位】 噴門（T11・第７肋骨）：入口、食道につながる部 胃底：胃上部の膨らみ。横隔膜の直下 胃体：胃の膨らんだ部分 幽門前庭部：幽門の手前…