【基礎から学ぶ】胆嚢・胆汁【解剖生理学】
「胆嚢・胆汁」についてまとめます。
胆嚢
上面:肝臓の右葉下面
長さ:7-10cm程度
容量:50ml程度
胆嚢の機能
胆汁の貯蔵・濃縮
※食物が十二指腸に入ると、物理的刺激によりコレシストキニン(CCK)が分泌され、胆嚢が収縮し、胆汁を放出する。
胆汁の生成から再吸収まで
・肝臓の肝細胞で生成
・肝臓→右.左肝管→ 総肝管→胆嚢管→胆嚢→胆嚢管→総胆管→十二指腸乳頭→十二指腸→胆汁酸は回腸末端で再吸収され肝臓に戻る(腸肝循環)
・オッディ括約筋:十二指腸乳頭の開口部で調整
※回腸末端での吸収
胆汁・ビタミン12
胆汁の成分
水分が97%
pH7.7=アルカリ性 黄褐色
胆汁に消化酵素はない
・胆汁酸:乳化作用(脂質を分解しやすくする)
・ビリルビン:胆汁色素(緑色)
・リン脂質
胆汁の機能
・乳化作用
・ミセル形成:脂質を吸収しやすい形にする
・脂溶性ビタミン(A・D・E・K)の吸収促進
・Ca2+・Fe2+の吸収促進
◆確認問題(note)⇩
【解剖生理学】胆汁・確認問題(理学療法士・作業療法士)|理学療法士作業療法士:国家試験攻略note 西島紘平|note
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