【基礎から学ぶ】嚥下【生理学】
「嚥下」についてまとめます。
嚥下とは
嚥下とは、食物を口から飲み込み、食道を経て、胃に取り込むことです。
正しく胃に至るまでの一連の動き⇩
先行期(認知期)
どんな食物なのか認知することにより、食べ方・唾液分泌・姿勢といった摂食に必要な準備を整える時期。
準備期
食物を口腔に取り込み、歯で咀嚼して飲み込みやすい塊(食塊)を形成する時期。
第1期:口腔相
口腔→咽頭
・随意的な舌の運動により移動させる
・軟口蓋が上方に移動する
第2期:咽頭相
咽頭→食道
・反射的に輪状咽頭筋が弛緩する
・軟口蓋が鼻腔への通り道を塞ぐ
第3期:食道相
食道→胃
・蠕動運動
摂食・嚥下に関わる神経のまとめ
口唇閉鎖:顔面神経
下顎の運動:三叉神経
嚥下反射:迷走神経
舌の運動:舌下神経
唾液の分泌:舌咽神経(耳下腺)、顔面神経(顎下腺、舌下腺)
◆確認問題(note)⇩
【解剖生理学】嚥下・確認問題(理学療法士・作業療法士)|理学療法士作業療法士:国家試験攻略note 西島紘平|note
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