【基礎から学ぶ】膵臓【解剖生理学】
「膵臓」についてまとめます。
位置・大きさ
高さ:L1-L2
前面:胃の後下面
後面:後腹壁(後腹膜臓器)
右側:十二指腸のC字にはまり込む
左側:脾臓まで達する
長さ:15cm程度
部位名称
膵頭:右側(十二指腸側)・太い
膵体:
膵尾:左側(脾臓側)・細い
主膵管:総胆管と合流。出口=大十二指腸乳頭(ファーター乳頭)・オッディ括約筋により分泌調整
副膵管:出口=小十二指腸乳頭
ランゲルハンス島:球状の小さな細胞。内分泌腺。尾部に多い。
機能
95%以上は外分泌部が占める。
外分泌(膵液)
膵液(弱aアルカリ性、2L/日)を十二指腸へ分泌
アミロプシン(膵アミラーゼ):糖質の分解
トリプシン:タンパク質の分解
ステアプシン(膵リパーゼ):脂質の分解
内分泌(ホルモン)
α細胞:グルカゴン
血糖値上昇(グリコーゲンの分解促進)
β細胞:インスリン
血糖値を下げる(グルコースの合成促進)
副交感神経興奮により促進
※血糖値を下げるホルモンはインスリンのみ
δ細胞:ソマトスタチン
ガストリン・セクレチン・インスリン・グルカゴンの分泌を抑制する
◆確認問題(note)⇩
【解剖生理学】膵臓・確認問題(理学療法士・作業療法士)|理学療法士作業療法士:国家試験攻略note 西島紘平|note
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