「運動学習(練習の種類・結果の知識・学習の転移など)」についてまとめます。
訓練・練習
・集中練習:長く休みなく行う
・分散練習:1回の練習を短く、試行回数を少なくして、練習回数を増やす
・全体法:課題の初めから終わりまでを通して行い、反復する
・部分法:部分に分けて実施
練習の効果の条件
①自己の目標を意識していること
②パフォーマンスの結果(KR)を知ること
③向上への動機づけや欲求があること
・臨界期:技能を獲得するための条件が整う時期
パフォーマンスと動機づけ
パフォーマンス=動機づけ×技能
パフォーマンスに対して、動機づけと技能は相乗効果を示す
内的動機づけ:自己実現・自己関与
外的動機づけ:物的報酬・賞賛
覚醒レベルと学習曲線
・覚醒レベルとパフォーマンスの関係は「逆U字曲線」
結果の知識(KR)
結果の知識とは、試行錯誤を繰り返すうえで、結果を知らせると成績の向上を認めること
・難しい課題:試行ごとに提示すると学習効率が上昇
・運動の誤差修正を行えるようになったら継続は不要
・誤りの大きさを提示すると有効
・動機付けは有効
学習の転移
転移とは前学習が後学習に影響すること
・正の転移:前学習が後学習を促進
・両側性転移:一側の運動学習が他側に転移
・負の転移:前学習が後学習を妨害
◆確認問題(note)⇩
理学療法士作業療法士:国家試験攻略note 西島紘平|note
◆動画でも解説しています⇩