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【基礎から学ぶ】運動学習(運動課題・パフォーマンス・運動技能)【運動学】

「運動学習(運動課題・パフォーマンス・運動技能)」についてまとめます。

 

 

運動学習とは

運動学習とは、熟練パフォーマンスの能力に比較的永続的変化を導く練習や経験に関連した一連の過程である

(動作を一つの技能として習得していく過程)

 

学習の特徴

・結果として行動に変化を起こす

・練習または経験の結果として生じる

・比較的永続する変化

・直接観察することはできない

 

運動課題

・粗大運動:全身を用いる動作(歩行・水泳)

・微細運動:手先の細かい動作(書字や編み物)

・連続課題:(自動車の運転)

・不連続課題:(ゴルフのスイング)

 

 

パフォーマンス

運動課題を遂行するときに周囲から観察可能な行動

所要時間・距離・点数などで表す

運動学習の度合いを知ることができる

 

 

運動技能

《運動技能の要素》

①フォーム:運動課題時のエネルギー量の減少(効率上昇)

②正確さ

③速さ

④適応性:環境が変化してもパフォーマンスに影響なし

※①から順に行う

 

 運動技能が向上時のパフォーマンスの変化

・誤りの減少

・正確さの向上

・パフォーマンスの恒常性

・自由度の増加

・努力量の減少

 

 

 

 

運動技能学習の3相説

・初期相(認知相):目標と手段を理解すること(宣言的知識の獲得)

・中間相(連合相):個々の運動が系列運動へつながる

・最終相(自動相):自動化し、運動への注意減少・言語不要化

 

 

 

 

 

 

 

◆確認問題(note)⇩

理学療法士作業療法士:国家試験攻略note 西島紘平|note

 

 

 

◆動画でも解説しています⇩

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