「骨壊死(骨端症・特発性骨壊死)」についてまとめます。
骨壊死
骨への血流の遮断によって起こる。
下記に分類される
①骨端症
②一次性骨壊死(特発性骨壊死)
③二次性骨壊死(症候性骨壊死)
骨端症
主に成長期に起こる。
※第一発見者の名前がつけられていることが多い
①圧潰型②剪断型③牽引型に分けられる
①圧潰型
・ペルテス病:大腿骨頭・男児
・キーンベック病:月状骨・男子
・第2ケーラー病(フライバーグ病):第2中足骨・女子に多い
・パンナー病:上腕骨小頭
・ショイエルマン病:椎体
・ブラント病:脛骨近位
※成人に発生する骨端症
・キーンベック病
・フライバーグ病
②剪断型
・肘関節離断性骨軟骨炎:10歳台・投球動作
・膝関節離断性骨軟骨炎
・足関節離断性骨軟骨炎
③牽引型
・オスグッド-シュラッター病:脛骨粗面
・セバー病:踵骨
一次性骨壊死(特発性骨壊死)
原因不明の骨壊死。
・特発性大腿骨頭壊死:青壮年期の男性
アルコール・副腎皮質ステロイド内服と関連もみられる
二次性骨壊死
①外傷性:大腿骨頚部内側骨折・脛骨下1/3・距骨骨折・上腕骨解剖頚骨折・手の舟状骨
②放射線照射後
③潜水病
④ゴーシェ病など
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