PTOT国家試験対策ブログ

PTOT国試合格のサポートブログ

【呼吸器疾患】小脳症状【神経内科学】

「小脳症状」についてまとめます。

 

 

 

小脳半球:協調的な運動

障害されると)協調運動が障害される

 

虫部 :歩行やバランス

障害されると)体幹失調が生じる

 

 

協調運動:動作に際して運動に関与する筋群が協同的に収縮し、効果的に起こる運動。

(固有感覚・小脳系・錐体路錐体外路が関与)

 

 

運動失調:随意運動における空間的・時間的な秩序や配列が失われた状態・効率不良

 

 

小脳症状

 

測定障害(ジストメリア):随意運動を目的の所で止めることができない現象

  (測定過少):目的まで達しない

  (測定過大):目的より行き過ぎる

テスト:鼻指鼻試験・指鼻試験・足指手指試験・踵膝試験・線引き試験

 

※運動麻痺・深部感覚障害・錐体外路障害でも認められる

 

変換(反復)運動障害:関節運動の切り替えが迅速かつ正確に出来なくなる

テスト:回内回外試験

 

・時間測定障害:運動を始めようとした時に開始が遅くなる

 

・協調運動障害

企図振戦:運動軌道が揺れて一定しない状態。目標に到達する前に激しくなる。

眼振:眼球が律動的に動く状態

・断綴性言語(爆発性言語)

・失調歩行(wide base gait)

・酩酊歩行(よろめき歩行)

・筋緊張低下

 

×ロンベルグ徴候

×手を握るとすぐには開けない:(筋強直性ジストロフィーにみられるミオトニア)

×深部感覚障害

 

 

・共同運動障害:運動の順序、組合せの調和が障害されたもの。

 

 

《Flenkel体操》

運動失調に対して、視覚を代償的に用いてフィードバック能力を高めて運動失調の軽減を図る。

 

《弾性包帯による圧迫》

 

《重錘負荷》

 

《PNF》

 

その他の運動失調

随意運動が円滑を欠く状態

 

《脊髄後索性》

・四肢失調(暗所で+)

ロンベルグ徴候+:閉眼するとバランスを崩す

・歩行:下を見て歩く

眼振:ー

 

 

《迷路性》

・四肢失調:ー

・ロンベルグ徴候:+ (足を広げて立つ)

・歩行:ふらつく(千鳥足)

眼振:+ 

 

※深部感覚は正常

 

 

◆国試対策の参考書といえばコレ⇩

 

  

◆その他・参考書いろいろ⇩

西島紘平のROOM - PTOT国試対策 参考書

 

  

◆動画でも解説しています⇩

youtu.be