「脊髄小脳変性症」についてまとめます。
脊髄小脳変性症(SCD)
小脳を中心とした系統変性症を病理学的に統括した疾患群名。
・男女比は同じ
・罹患率:30/10万人
・痙縮
・運動失調
・嚥下障害
・構音障害
×発症初期から易転倒性
×有痛性けいれん
多系統萎縮症
・脊髄小脳変性症の1つ(43%)
・中年以降に発症、生存期間:10年未満
・オリーブ橋小脳萎縮症:小脳症状が主体
・シャイ-ドレーガー症候群:自律神経障害が主体 (起立性低血圧・尿失禁など)
進行すると3疾患とも小脳症状・自律神経症状・パーキンソン症状を呈する
×発症早期の認知症
×視覚障害
×運動麻痺
×アテトーゼ
脊髄型
・フリードライヒ失調症
常染色体劣性遺伝
後索症状による失調
・遺伝性痙性対麻痺
脊髄小脳型
・オリーブ橋小脳萎縮症
・シャイドレガー症候群
小脳型
・ホームズ型小脳萎縮症
・晩発性皮質性小脳萎縮症
×女性に多い
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