行動症候群(摂食障害・ナルコレプシー)【精神医学】
「行動症候群(摂食障害・ナルコレプシー)」についてまとめます。
摂食障害
食事に関連した行動の異常
・思春期から青年期に好発する
・女性に多く発症(男:女=2:3程度)
×女性のみに発症する
・自己誘発性嘔吐
神経性無食欲症
・下剤の多用
・誘発性嘔吐がみられる
・ボディイメージの歪み
・過度の運動
×行動が不活発
×過活動や運動強迫が認められない
×食物に対する関心は低下する
《症状》
・徐脈
・無月経
・低体温
・電解質異常
×高血圧
×被毒妄想
×消化管の吸収不全
×骨密度増加
×恥毛が脱落する
神経性大食症
・神経性無食欲症より有病率が高い
・自己誘発性嘔吐
・神経性無食欲症に移行することがある(逆も)
・代償行動で最も多いのは自己誘発性嘔吐である(ほぼ必ず)
×カロリーの低いものを過食することが多い
ナルコレプシー(居眠り病)
・睡眠発作
・入眠時幻覚
・情動脱力発作(カタプレキシー):感情に一致して全身の脱力発作をおこす
・睡眠麻痺:入眠前後や起床直後に体を動かせなくなる
×けいれん発作
×概日リズムの障害による疾患である
×せん妄
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