「慢性腎不全と急性腎不全」についてまとめます。
急性腎障害
数日から数週間で腎障害に陥るもの
・腎不全に至る前の軽度のものも含める
・回復が期待できる
・多臓器不全などに併発した場合、死亡率が高い
※早期治療で腎不全に至らない場合もあり、腎障害と呼ばれるようになった。
《分類》
・腎前性:血液が腎に流れてこない(出血・脱水・心疾患など)
・腎性:腎臓の障害(糸球体腎炎など)
・腎後性:尿管・膀胱の障害(尿路結石・前立腺肥大など)
慢性腎不全
徐々に血尿や無尿が起こり、放っておけば尿毒症へ進展する
・悪化するまで自覚症状が少ない
・多くは非可逆的
・脳卒中の危険因子
《原因》
・血管性疾患:高血圧(腎硬化症) ・ 動脈硬化
・糸球体疾患:糸球体腎炎
・尿路閉塞性疾患:尿路結石
・腫瘍性疾患:多発性骨髄腫 ・ 腎細胞がん
・自己免疫疾患:全身性エリテマトーデス
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