【基礎から学ぶ】血小板と止血【解剖生理学】
「血小板」についてまとめます。
血小板
骨髄(造血管細胞)→巨核球→血小板
無核
数:12~40万/㎣
寿命:7~10日
一次止血
・血管攣縮
(※出血時間:血小板が減少すると延長する)
・一時止血は脆く、補強するため二次止血が起こる
二次止血
・血液凝固:フィブリンが血栓を固める(かさぶた)
・二次止血の過程には12種類の血液凝固因子が関与(Ⅰ~ⅩⅢ、Ⅵは欠番)
血液凝固因子
プロトロンビン→トロンビン
フィブリノゲン→(トロンビンにより分解)→フィブリン
フィブリン:白血球・赤血球と結合し血餅を作る(かさぶた)
ビタミンK:肝臓での血液凝固因子の合成を助ける
※ビタミンK欠乏で出血傾向
ワーファリン:抗凝固薬
ヘパリン:抗凝固薬
※抗血小板薬:血栓凝集能を抑える・抗凝固薬ではない
関連疾患:血友病
線溶(線維素溶解)
・プラスミンによりフィブリンを分解
マンガで血液について学べます⇩
◆確認問題(note)⇩
【解剖生理学】血液・確認問題(理学療法士・作業療法士)|理学療法士作業療法士:国家試験攻略note 西島紘平|note
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