PTOT国家試験対策ブログ

PTOT国試合格のサポートブログ

【基礎から学ぶ】血小板と止血【解剖生理学】

「血小板」についてまとめます。

 

 

血小板

f:id:kigyou-pt:20201011144633j:plain

骨髄(造血管細胞)→巨核球→血小板

無核

数:12~40万/㎣

寿命:7~10

 

一次止血

f:id:kigyou-pt:20201014053049j:plain

・血管攣縮

血小板血栓血小板が凝集し血栓を作る

(※出血時間:血小板が減少すると延長する)

・一時止血は脆く、補強するため二次止血が起こる

 

二次止血

血液凝固フィブリン血栓を固める(かさぶた)

・二次止血の過程には12種類の血液凝固因子が関与(Ⅰ~ⅩⅢ、Ⅵは欠番)

  

 

血液凝固因子

f:id:kigyou-pt:20201014060004j:plain

  

プロトロンビン→トロンビン

フィブリノゲン→(トロンビンにより分解)→フィブリン

 

フィブリン:白血球・赤血球と結合し血餅を作る(かさぶた)

  

ビタミンK:肝臓での血液凝固因子の合成を助ける

※ビタミンK欠乏で出血傾向

ワーファリン:抗凝固薬

ヘパリン:抗凝固薬

※抗血小板薬:血栓凝集能を抑える・抗凝固薬ではない

 

f:id:kigyou-pt:20201014055705j:plain

 

関連疾患:血友病

 

線溶(線維素溶解)

 ・プラスミンによりフィブリンを分解

 

 

マンガで血液について学べます⇩

 

 

 

◆確認問題(note)⇩

【解剖生理学】血液・確認問題(理学療法士・作業療法士)|理学療法士作業療法士:国家試験攻略note 西島紘平|note

 

 

 

◆動画でも解説しています⇩