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【基礎から学ぶ】椎間板の構造と椎間板内圧(Nachemsonのグラフ)【解剖学】

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「椎間板」についてまとめます。

椎間板とは

椎間板(椎間円板)は、椎骨(椎体)の間にある線維軟骨です。(C2/3~L5/S1)

「髄核」「線維輪」から構成されます。

 

髄核:椎間板の内側。ゲル状で粘弾性がある。

線維輪:椎間板の外側で髄核を囲む。コラーゲン線維(膠原繊維)

 

・成人では血管、神経なし

・椎間板への栄養は、軟骨終盤を介して供給される

椎間板の役割

・連結

・脊椎の可動性

・衝撃吸収

 

腰椎椎間板内圧

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上のグラフは腰部の負担を姿勢別に数値化した有名なNachemsonのグラフです。

※立位のL3椎間板内圧を100とした時と比較した値

 

ポイント1:姿勢の変化「仰臥位→側臥位→立位→座位」

ポイント2:前傾で増大

ポイント3:荷物を持つと増大

 

椎間板ヘルニア

線維輪が破れ、髄核が後方に突出した状態

後方に突出した髄核により、神経根が圧迫され、神経症状をきたす。

 

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