【基礎から学ぶ】リンパ【解剖生理学】
「リンパ」についてまとめます。
リンパ管とは
動脈・毛細血管・静脈の構造上の違いから組織液が10%漏れる
→組織液を集めて再び静脈に戻すのがリンパ管
リンパ管の分類
・毛細リンパ管:弁なし・リンパ節なし・単層の内皮構造
・リンパ管:弁あり
・リンパ本幹
リンパ本幹
・胸管(下半身と左上半身)
・右リンパ本管(右上半身)
→静脈角に注ぐ
※静脈角:鎖骨下静脈と内頸静脈の合流部
乳び槽:腰リンパ本管と腸リンパ本管の合流部
腸壁から吸収した脂肪滴によって白濁したリンパ(乳び)を含んでいる
リンパ節
リンパ球を多数含むリンパ組織からなり、抗原を認識して免疫反応をおこす場
リンパ小節
粘膜の中に、リンパ球が密に集合して小結節状となり、周囲の組織からいくぶん区分されているもの
第一次リンパ性器官
胸腺:Tリンパ球が分化・成熟
骨髄:造血幹細胞→白血球(リンパ球)
第二次リンパ性器官
脾臓:白脾髄
小腸(特に回腸):パイエル板
◆確認問題(note)⇩
【解剖生理学】リンパ・確認問題(理学療法士・作業療法士)|理学療法士作業療法士:国家試験攻略note 西島紘平|note
◆動画でも解説しています⇩