【基礎から学ぶ】大腿骨の部位名称【解剖学】
「大腿骨」の部位名称についてまとめます。
大腿骨(femur)
・人体の最大の長骨
・「大腿骨体」「上端」「下端」 に分けれられる
上端
【大腿骨頭】球状の軟骨。寛骨臼と股関節を形成する
※頚体角:骨幹軸と頚部軸の角度・130°
※前捻角:大腿骨顆部横軸と頚部軸の角度14°
【大腿骨頭窩】大腿骨頭の陥入部
大腿骨体
「前面」「外側面」「内側面」の3面に区別される
【粗線】外側面と内側面を分ける線
【殿筋粗面】外側唇の上方
【大転子】大腿骨頸部の外側
※杖の長さを合わせる
※ローザーネラトン線:股関節45°屈曲位で、上前腸骨棘と坐骨結節を結ぶ線が大転子に一致する
【転子窩】大転子の内側
【小転子】大転子の内下方
下端
【内転筋結節】大腿骨内側上顆の上方。大内転筋の停止部位。
【大腿骨内側顆】脛骨内側顆と大腿脛骨関節を形成。外側顆より大きい
【大腿骨外側顆】脛骨外側顆と大腿脛骨関節を形成。
【大腿骨内側上顆】内側顆の後方1/3部の突出部位
【大腿骨外側上顆】外側顆の後方1/3部の突出部位
※内側上顆と外側上顆を結んだ線は内側が後上方に傾斜する
【膝蓋面】前面の内側顆と外側顆の間。膝蓋大腿関節を形成
【顆間窩】後面の内側顆と外側顆の間。ACL・PCLが走行する
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