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【基礎から学ぶ】静脈・概要(血管壁・表在性静脈)【解剖生理学】

「静脈の概要として血管壁・表在性静脈など」についてまとめます。

 

 

静脈とは:心臓に戻る血管 

 

静脈の血管壁

動脈と同様の3層構造

・内膜:単層扁平上皮

・中膜:平滑筋・弾性線維

・外膜 :線維性結合線維

 

【動脈との違い】

・内膜:静脈弁を持つ(四肢の太い静脈)

・中膜:薄い

 

 

表在性静脈

 表在性静脈(皮静脈)とは:

・体内の表面近くにある皮下組織を走行

・通常の静脈(深在性静脈)とは違い動脈と並走していない

 

【主な皮静脈】

・外頸静脈→鎖骨下静脈へ

・橈側皮静脈→腋窩静脈へ

・尺側皮静脈→上腕静脈へ

・大伏在静脈→大腿静脈へ

・小伏在静脈→膝窩静脈へ

 

静脈:動脈との違い

・本幹が2本(上大静脈と下大静脈):動脈は大動脈1本

・内頸静脈は頭頚部の大部分の血液を集める:総頚動脈(内頸動脈+外頸動脈)に相当する部分

・外頸静脈は皮静脈

・腕頭静脈が左右にある:動脈は右のみ

・総頸静脈はない:動脈にはある

・門脈

・奇静脈・半奇静脈

 

 

◆確認問題(note)⇩

理学療法士作業療法士:国家試験攻略note 西島紘平|note

 

 

 

◆動画でも解説しています⇩

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