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【基礎から学ぶ】赤血球【解剖生理学】

「赤血球」についてまとめます。

 

 

赤血球

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形:中央がくぼんだ円板状

直径:7㎛ 厚さ:約1㎛

個数:(男;500万/mm3、女;450万/mm3

 

血球成分の99%以上が赤血球

ヘモグロビンを含む

 

※赤血球は無核細胞

核がないことによるメリット

・中央が窪んでいるので、表面積が広くなる:ガス交換↑

・変形できる(移動しやすい)

 

 

成熟過程 

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骨髄(造血幹細胞)から作られる(血球全て)

赤芽球→脱核→網状赤血球→赤血球

 

寿命:120日(脾臓で破壊)

 

エリスロポエチン

・赤血球の産生を促す 

腎臓から分泌

 

ヘモグロビン

赤血球内にある色素タンパク(赤色)

酸素の運搬

 

放出されたヘモグロビンはヘム(鉄色素)とグロビン(タンパク質)に分解 

ヘムは鉄とビリルビンに分解

 

 

 

赤血球沈降速度(赤沈・血沈)

基準:男;10mm以下/時 女;15mm以下/時

 

亢進:炎症・悪性腫瘍・化膿性疾患・貧血・膠原病など

遅延:多血症・DIC・フィブリノゲン減少

 

※DIC(播種性血管内凝固症候群):本来出血箇所のみで生じるべき血液凝固反応が、全身の血管内で無秩序に起こる

 

 

 

◆確認問題(note)⇩

理学療法士作業療法士:国家試験攻略note 西島紘平|note

  

◆動画でも解説しています⇩

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