【循環器疾患】高血圧【内科学】
「高血圧」についてまとめます。
高血圧とは
生活習慣病に含まれる
収縮期血圧:140mmHg以上
拡張期血圧:90mmHg以上
一次性高血圧(本態性高血圧)
・原因不明
良性:高齢者に多い。心臓・脳の疾患で死に至る
悪性:若年者に多い。眼底出血が見られる。腎硬化により尿毒症になり死に至る
二次性高血圧(続発性高血圧・症候性高血圧)
・腎性:慢性糸球体腎炎・糖尿病性腎症・慢性腎盂腎炎・妊娠腎
・内分泌性:原発性アルドステロン症・クッシング症候群・褐色細胞腫・甲状腺機能亢進症
・心血管性:大動脈炎症候群・大動脈狭窄症
・その他:睡眠時無呼吸症候群・妊娠高血圧症候群・慢性鉛中毒など
・食塩の過剰摂取 ×脂肪の過剰摂取
・脊損の自律神経過反射
×抗パーキンソン病薬の長期投与
×摂食障害
×頸動脈洞症候群
血圧を上げるホルモン
・バソプレシン(下垂体後葉):水再吸収促進(遠位尿細管)
・アドレナリン(副腎髄質):心筋の収縮力↑ 心拍数↑
・ノルアドレナリン(副腎髄質):末梢血管収縮
・アルドステロン(副腎皮質):Na・水再吸収促進(集合管)
・レニン:血管収縮
合併症
×脳血栓
・心筋梗塞
・左心不全
・動脈硬化
×食道癌
×褥瘡
発作性高血圧:尿意のない頚髄損傷にける代償尿意
◆国試対策の参考書といえばコレ⇩
◆その他・参考書いろいろ⇩
◆動画でも解説しています⇩