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【基礎から学ぶ】頸椎【解剖学】

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「頸椎」についてまとめます。

 

 

環椎(第1頸椎)

・環という名の通り、環状の形態。

・椎体が無い

 

 

軸椎(第2頸椎)

・軸という名の通り、軸(歯突起)が伸びた形態。

 

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典型的な頸椎(第3~6頸椎)

・最も小さい

・最も可動性が大きい

・横突孔(C1からC6):横突起内にある。C6から椎骨動脈が上行。

・鈎状突起により、ルシュカ関節を形成

 

隆椎(第7頸椎)

・隆という名の通り、棘突起が最も後方に突出し、触れやすい部位。

・頸肋:横突起が異常に発育し、肋骨のように伸びてきたもの(胸郭出口症候群の原因にもなる)

 

頸椎の関節まとめ

・環椎後頭関節:後頭骨(後頭窩)と環椎(上関節窩)の関節【顆状関節

       側屈と後屈を中心に動く

・正中環軸関節:環椎(歯突起窩)と軸椎(歯突起の前関節面)の関節【車軸関節

・外側環軸関節: 環椎(下関節窩)と軸椎(上関節面)の関節【平面関節に近い】

 

・鈎状関節(ルシュカ関節):鈎状突起と椎体後外側の関節。側方の安定性に寄与 

・椎間関節:関節面は前額面と水平面の中間位で45°傾斜

 

 

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【解剖生理学】脊柱・確認問題(理学療法士・作業療法士)|理学療法士作業療法士:国家試験攻略note 西島紘平|note

 

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