本記事では「解剖学・生理学」とは何なのか、
を分かるように、下記についてまとめました。
・定義(解剖学とは?・生理学とは?)
・具体的にどのような領域があるか紹介します。
解剖学とは
解剖学(anatomy)とは「生物体とその各部分の形態および構造についての科学」
生理学とは
生理学(physiology)とは「生物の正常の生命過程および諸器官の働きを研究する科学」
系統解剖生理学の各領域を紹介
「系統」とは全身の意味です。
どのような領域があるか、器官の例を添えて紹介します⇩
【骨格系】:骨、軟骨、骨連結と関節、靭帯
【筋系】:筋肉 ※骨格系と筋系を併せて『運動器系』という
【消化器系】:消化管(口腔、食道、胃、小腸、大腸)
消化腺(唾液腺、膵臓、肝臓など)
【泌尿器系】:腎臓、尿路(尿管、膀胱、尿道)
【生殖器系】:男性:精巣(睾丸)、精路(精管、尿道)、付属する腺、交接器(陰茎)
女性:精巣(卵巣)、子宮、交接器(膣、外陰部)
【内分泌系】:内分泌腺(甲状腺、上皮小体、下垂体、松果体、胸腺、副腎、膵臓、精巣、卵巣)
【循環器系(脈管系)】:内分泌腺(甲状腺、上皮小体、下垂体、松果体、胸腺、副腎、膵臓、精巣、卵巣)
【神経系】:中枢神経(脳、脊髄)、末梢神経(脳神経、脊髄神経)、自律神経
【感覚器系】:皮膚、味覚器(舌)、嗅覚器(鼻)、視覚器(眼)、平衡聴覚器(耳)
以上の「形態および構造」を解剖学で学び、
「機能」を生理学で学びます。
動画でも解説しています⇩